スケジュール管理アプリの作り方初心者向けチュートリアル
はじめに
このチュートリアルでは、初心者でも取り組めるスケジュール管理アプリの作り方を体系的に学びます。目標は、タスクの登録・表示・編集ができるアプリを作り、AppShot(DeployGateのようなアプリ配信サービス)を利用して検証・配布することです。
目次
- 準備
- 必要なツールと環境設定
- プロジェクトのセットアップ
- アプリの基本構造を作成
- UIの設計
- スケジュール表示画面
- タスク追加画面
- バックエンドのロジック
- タスクのデータ管理
- ローカルデータ保存(SQLite)
- アプリの動作確認
- デバッグの方法
- AppShotを使った検証と配布
- 検証の準備と手順
- まとめと次のステップ
1. 準備
必要なツールと環境設定
- 開発環境: Visual Studio Code(またはお好きなエディタ)
- プログラミング言語: Kotlin(Android Studio)または Swift(Xcode)
- 開発ツールのインストール
- Android Studio: https://developer.android.com/studio
- Xcode: https://developer.apple.com/xcode/
2. プロジェクトのセットアップ
Androidの場合
- Android Studioを起動し、新規プロジェクトを作成。
- テンプレートは “Empty Activity” を選択。
- プロジェクト名を “ScheduleApp” に設定。
iOSの場合
- Xcodeを起動し、新規プロジェクトを作成。
- テンプレートは “App” を選択。
- プロジェクト名を “ScheduleApp” に設定。
3. UIの設計
スケジュール表示画面
- 機能: 登録されたタスクをリスト形式で表示
- 設計: RecyclerView(Android)または List(SwiftUI)を使用
タスク追加画面
- 機能: タスクの名前、日時を入力し登録する
- 設計: TextFieldやDatePickerを使用
4. バックエンドのロジック
タスクのデータ管理
- タスクは以下の情報を持つデータクラスとして設計します。
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6// Kotlin例
data class Task(
val id: Int,
val name: String,
val dateTime: String
)1
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6// Swift例
struct Task {
let id: Int
let name: String
let dateTime: String
}
ローカルデータ保存(SQLite)
- Android: Room Databaseを利用
- iOS: CoreDataを利用
5. アプリの動作確認
デバッグの方法
- エミュレータまたは実機を接続し、デバッグモードでアプリを起動。
- ログを確認してエラーを修正。
6. AppShotを使った検証と配布
検証の準備と手順
- AppShotにサインアップ。
- アプリのAPK(Android)またはIPA(iOS)ファイルをビルド。
- AppShotにアップロードしてテスターに共有。
=> デプロイ方法についてはこちらを参照
テスターからのフィードバックを得る
- AppShotでフィードバック機能を活用し、不具合や改善点を収集。
7. まとめと次のステップ
学んだこと
- スケジュール管理アプリの基本的な作り方
- ローカルデータの管理とUI設計
- AppShotを活用した効率的な検証
次のステップ
- 通知機能の追加
- クラウドデータベースの連携(Firebaseなど)
- アプリのデザイン改善
これでチュートリアルは終了です。次は、今回学んだ内容を応用してさらに便利なアプリを作ってみてください!